業者に頼む?自力でやる?引越し方法のメリット・デメリット

業者に頼む?自力でやる?引越し方法のメリット・デメリット

引越しをする際にまず迷うのが、「引越し業者に依頼するか」「自力で行うか」という選択です。

どちらにも明確なメリットとデメリットがあり、引越しの規模・費用・人手・日程などによって最適な方法は変わります

ここでは、それぞれの特徴を具体的に比較しながら、自分に合った引越しスタイルを判断できるように詳しく解説します。

引越し業者に頼む場合

引越し業者に依頼する方法は、最も一般的で安心感のある引越しスタイルです。荷物の運搬をすべてプロに任せられるため、時間や体力の負担を大幅に減らせます

ただし、費用やプラン内容、業者選びのコツを理解しておかないと、思わぬ出費やトラブルにつながることもあります

ここでは、引越し業者を利用する際の流れ、メリット・デメリット、費用相場、選び方のポイントを詳しく解説します。

引越し業者に頼む流れ

1. 見積もり依頼

まずは複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較します。

見積もりには主に2種類あります。

  • 訪問見積もり:スタッフが直接自宅を訪れ、荷物量を確認して正確な見積もりを作成。
  • オンライン・電話見積もり:写真や動画を送って簡易的に見積もりを出す方法。
 
  • 少なくとも3社以上に見積もりを依頼する。
  • 訪問時に「荷物の追加・削減があった場合の対応」を確認しておく。
  • 即決を迫られても、他社と比較する時間を確保する。

2. プランを選ぶ

業者には、荷造り・開梱・大型家電の設置などを含むさまざまなプランがあります。自分の予算と希望に合わせて選択することが大切です。

主なプランの種類
  • スタンダードプラン

    荷造り・開梱は自分で行い、運搬と搬入のみを業者が担当。費用を抑えたい人に向いています。

  • おまかせプラン(フルサービス)

    荷造りから家具設置まで、すべて業者が対応。忙しい人や高齢者、家族引越しにおすすめです。

  • 単身パック

    コンテナに荷物を詰めて運ぶ小規模引越しプラン。荷物が少ない一人暮らし向け。

  • 時間指定・フリー便プラン

    時間帯によって料金が変動します。「フリー便」を選ぶと安くなる反面、作業開始時刻が当日まで不明の場合があります。

3. 契約と準備

見積もり内容に納得したら契約を交わし、引越し当日に向けて準備を進めます。

契約時の確認項目

  • 見積書と契約書の金額・内容が一致しているか
  • 保険・補償の範囲(破損・紛失時の対応)
  • オプションサービスの有無(家電設置・廃棄処理など)
  • 支払い方法(現金・カード・後払いなど)

当日までの準備

  • 貴重品・重要書類は自分で保管する
  • 荷造りを業者に頼まない場合は、前日までに完了しておく
  • エレベーター・駐車場の使用を管理人に連絡しておく

4. 引越し当日の流れ

当日は、荷物の搬出・搬入作業を中心に行います。スタッフが到着したら、作業内容の最終確認を行いましょう。

搬出の流れ

  1. 荷物リストを確認
  2. 大型家具・家電を養生(保護)して搬出
  3. ダンボールを順に積み込み
  4. 最後に忘れ物がないか確認

搬入の流れ

  1. 新居の養生(床・壁の保護)
  2. 家具・家電の設置(希望位置を伝える)
  3. ダンボールの配置(部屋ごとに分けて指示)
  4. 搬入完了後、破損・紛失がないかチェック
 

作業完了後に支払いを行い、領収書を必ず受け取ります。

【引越し業者を利用するメリット】

1. 作業の安全性が高い
  • 専門スタッフが運搬を行うため、家具や家電の破損リスクが低い。
  • 狭い階段やエレベーターのない建物でも、適切な搬出経路を確保できる。
  • 保険が適用されるため、万が一の破損にも対応してもらえる。
2. 時間と労力を節約できる
  • 自分で行う引越しに比べて作業時間が大幅に短縮される。
  • 梱包・開梱サービスを利用すれば、荷造りの負担がほとんどない。
  • 仕事や育児で忙しい人でもスケジュールを崩さずに済む。
3. サービスが充実している
  • エアコンや洗濯機の取り外し・取り付けまで任せられる。
  • 不要品の引き取りや家具の一時保管サービスも利用可能。
  • 長距離・海外引越しなど、個人では難しいケースにも対応。

【引越し業者を利用するデメリット】

1. 費用が高くなる
  • 基本料金に加え、繁忙期・距離・荷物量によって料金が上昇する。
  • 土日や午前便は割高になる傾向がある。
  • オプションサービス(家電設置・不用品回収など)を追加するとさらに費用が増える。
2. スケジュールが制限される
  • 希望する日時がすでに埋まっている場合がある。
  • 「フリー便」を選ぶと時間指定ができないため、当日まで正確な開始時刻がわからない。
3. 他人が家に入る抵抗感
  • 荷物を他人に扱われることに抵抗を感じる人もいる。
  • 特にプライベートな物を多く所有している場合は、事前に仕分けをしておくと安心。

費用の相場(目安)

引越し規模 距離 費用の目安
単身(荷物少なめ) 同市内(〜20km) 約3万〜6万円
単身(荷物多め) 中距離(〜100km) 約5万〜9万円
2〜3人家族 同市内 約7万〜13万円
4人家族以上 長距離(100km〜) 約10万〜20万円以上

※時期(繁忙期・平日)やオプションによって変動します。

【費用を抑えるコツ】

  • 複数の業者で相見積もりを取る(3〜5社が理想)
  • 引越し日を平日・午後に設定する(料金が安くなる傾向)
  • 自分でできる作業(荷造りなど)は自力で行う
  • 不要品を処分して荷物を減らす
  • 引越し繁忙期(3〜4月)を避ける
 

同じ業者でも、時期や条件次第で費用が大きく異なるため、交渉を行うことも重要です。

【業者選びのポイント】

  1. 料金だけでなく信頼性で選ぶ
    • 見積書が明確か、追加料金の説明が丁寧かを確認。
  2. 口コミ・評判をチェックする
    • 実際の対応やトラブル事例を事前に調べておく。
  3. 補償内容を確認する
    • 万が一の破損・紛失時にどこまで対応してもらえるかを明確にする。
  4. 担当者の対応を見る
    • 電話・訪問時の説明が丁寧で信頼できるかどうかが大切。
引越し業者を選ぶべきケース

  • 家族での引越しや荷物が多い場合
  • 長距離・県外への移動がある場合
  • 忙しくて準備の時間が取れない人
  • 家具・家電を安全に運びたい人
  • 小さな子どもや高齢者がいて作業負担を減らしたい家庭

自力で引越しをする場合

費用を抑えたい、または荷物が少ない場合、「自力で引越しをする」という選択肢も有効です。

レンタカーを借りて自分で荷物を運ぶ方法や、家族・友人に手伝ってもらう方法など、引越し業者を利用しないやり方には自由度の高さがあります。ただし、その分、体力や時間、そして段取りの工夫が求められます。

ここでは、自力引越しの具体的な進め方とメリット・デメリット、費用の目安、注意点を詳しく紹介します。

自力引越しの基本的な流れ

1. 計画を立てる

業者に頼まない分、すべて自分でスケジュール管理を行う必要があります。
引越し日までのスケジュールを決め、作業を段階的に進めることが重要です。

やることリスト

  • 引越し日を決定(平日が比較的スムーズ)
  • レンタカーや軽トラックを予約
  • 荷造りスケジュールを作成
  • 不要品を整理・処分
  • 手伝ってくれる人を確保

2. 荷造りを進める

荷造りは数日前から少しずつ行い、使用頻度の低いものから順に詰めていくのが基本です。

【荷造りのポイント】

  • ダンボールに「部屋名+中身」を明記しておく
  • 割れ物は新聞紙やタオルで包む
  • 家電はコンセントやホースを外し、清掃・乾燥させておく
  • ダンボールの重さを均等にし、持ち上げやすい大きさにする
必要な資材

  • ダンボール(スーパーや通販で無料入手も可能)
  • ガムテープ・ビニールひも
  • 緩衝材(新聞紙やプチプチ)
  • 軍手・工具(分解が必要な家具用)

3. 車両を準備する

荷物の量に応じて車両を選びます。多くの人が利用するのは、レンタカー会社やカーシェアの軽トラック・バンです。

車両の選び方

荷物量 車種の目安 特徴
段ボール10〜15箱程度 軽バン(例:エブリイ、ハイゼット) 単身向け。狭い道でも通行可能。
段ボール20〜30箱+家具 1t〜2tトラック 一人暮らし+大型家電を積める。
家族引越し規模 2tロングトラック 大型家具が多い場合に対応。
レンタル費用の目安

  • 軽トラック:6時間〜24時間で約5,000〜10,000円
  • 2tトラック:1日あたり約10,000〜15,000円
  • 追加でガソリン代・保険料が発生
 

ガソリンを満タン返しにするのを忘れないようにしましょう。

4. 当日の搬出作業

自力引越し最大の難関が「搬出・搬入」です。ケガや破損を防ぐため、安全を最優先に作業を進めましょう。

搬出時のポイント
  • 重いもの(家具・家電)は2人以上で運ぶ
  • エレベーターなし物件では階段の幅を事前に確認
  • ドアや壁を保護するために毛布や段ボールを使う
  • 荷物を積む順番は「大きいもの→小さいもの」
搬入時のポイント
  • 先に家具や家電の配置を決めておく
  • 玄関や廊下を広く確保しておく
  • 雨天時はビニールシートで荷物を保護

5. 旧居の清掃・退去

荷物を出し終えたら、旧居の清掃を行いましょう。賃貸物件では、敷金の返還に関わるため、できるだけ丁寧に行うことが大切です。

掃除のチェック項目

  • キッチン・水回りの油汚れやカビの除去
  • 床・窓・ベランダの掃除
  • ゴミ・不要品の最終処分
  • 壁や床の傷を確認しておく
 

管理会社や大家に退去立ち会いの日程を連絡しておくとスムーズです。

6. 新居での搬入・設置

荷物を運び入れたら、まずは最低限の生活ができる状態を整えます。

やることリスト

  • 電気・ガス・水道の開通確認
  • 冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を設置
  • ベッド・寝具を先に整える
  • ダンボールは「必要な部屋ごと」に配置
 

焦らず、数日かけて少しずつ片付けると効率的です。

【自力引越しのメリット】

1. 費用が安い
  • レンタカー代+ガソリン代+資材費のみで済む。
  • 単身者であれば、全体で1〜3万円以内に抑えられる場合もある。
  • 引越し業者の繁忙期でも料金が変動しない。
2. スケジュールが自由
  • 自分の都合に合わせて引越し日・時間を設定できる。
  • 深夜・早朝など業者が対応できない時間帯でも作業可能。
  • 複数日に分けて少しずつ引越すこともできる。
3. プライバシーが保たれる
  • 他人に荷物を触られることがない。
  • 書類や貴重品などを自分で安全に管理できる。
4. 仲間と協力すれば楽しくできる
  • 友人や家族と協力することで、費用を分担しながら作業できる。
  • 協力者へのお礼(食事や交通費)を考慮しても、業者依頼より安価。

【自力引越しのデメリット】

1. 体力的な負担が大きい
  • 重い家具や家電を運ぶ作業は、特に階段物件では過酷。
  • 無理な姿勢で作業すると腰や肩を痛めるリスクがある。
2. 時間がかかる
  • 慣れない作業のため、計画より時間がかかることが多い。
  • 段取りを誤ると、搬出から搬入まで1日で終わらない場合もある。
3. 破損や事故のリスク
  • 運搬中に荷物が倒れたり、壁や床を傷つけることがある。
  • 保険がないため、破損しても自己負担になる。
  • 道路状況や駐車スペースによっては近隣トラブルになることも。
4. 手伝いの調整が必要
  • 友人や家族の予定を合わせる必要がある。
  • 手伝いが少ないと作業が進まず、負担が増す。

自力引越しの費用目安

項目 費用の目安
軽トラックレンタル(1日) 約5,000〜10,000円
2tトラックレンタル(1日) 約10,000〜15,000円
ガソリン代 約2,000〜5,000円
梱包資材(ダンボール・テープなど) 約1,000〜2,000円
合計(単身の場合) 約10,000〜20,000円前後

※距離・荷物量・日数によって変動します。

【自力引越しでの注意点】

  1. 事前に搬出経路を確認する
    • ドアや階段の幅が家具のサイズに合うか確認。
  2. 駐車場所を確保する
    • トラックを一時的に停めるスペースを事前に調整。
    • マンションや商業施設では管理人への許可が必要な場合もある。
  3. ケガ防止の準備をする
    • 軍手、滑り止めシューズ、腰ベルトを使用。
    • 無理をせず、重いものは複数人で持つ。
  4. 天候に備える
    • 雨天時の荷物保護にビニールシートを用意。
    • 晴天でも帽子や飲み物を用意し、熱中症に注意。
  5. 無理なスケジュールを避ける
    • 朝から夕方までを目安に計画し、夜間作業は避ける。

【自力引越しが向いている人】

  • 単身者・学生・荷物が少ない人
  • 近距離(同市内・同区内)での引越し
  • 費用をできるだけ抑えたい人
  • 体力があり、友人や家族の協力が得られる人
  • スケジュールを自由に組みたい人

ハーフ引越し(混合スタイル)という選択肢

引越しには「業者にすべて任せる」か「自力で行う」かの二択しかないと思われがちですが、実はその中間にあたる方法があります。それが「ハーフ引越し(混合スタイル)」です。

これは、一部を業者に任せ、残りを自力で行う方法で、費用と労力のバランスをとりたい人に最適なスタイルです。

忙しい人でも費用を抑えながら安全に引越しできる実用的な方法として、近年注目されています。

ハーフ引越しとは?

ハーフ引越しとは、業者と自分(または家族・友人)が作業を分担する引越し方法です。

例えば、大型家具や家電など自分では運びにくいものを業者に任せ、その他の荷物(衣類・小物など)は自分で運ぶといった形です。

具体的な例

  • 「大型家具・家電だけ業者に運んでもらい、小物は自分で運ぶ」
  • 「長距離輸送は業者に頼み、現地での搬入は自分で行う」
  • 「荷造りは自分で行い、運搬だけ業者に依頼する」

このように、引越しの中で負担の大きい部分だけをプロに任せるのが特徴です。

ハーフ引越しの主なパターン

1. 家電・大型家具のみ業者に依頼

最も一般的なスタイルです。自力では運搬が難しい洗濯機、冷蔵庫、ベッド、ソファなどを業者に任せ、それ以外の荷物は自分で運びます。

特徴

  • コストを抑えつつ、重労働を回避できる
  • 破損リスクの高い大型家電も安全に運んでもらえる

2. 遠距離輸送だけ業者に依頼

長距離(県外・地方など)での引越しでは、輸送部分のみ業者に依頼し、現地での搬出・搬入は自力で行うスタイルです。

特徴

  • 運搬距離が長くても安全に荷物を届けられる
  • 現地での人手を確保できる場合に有効

3. 荷造り・梱包は自分、運搬は業者

業者の作業時間を減らすことで料金を抑える方法です。自分でダンボールに詰め、当日は運搬のみを依頼します。

特徴

  • 最もコストを抑えやすい
  • 荷造りのペースを自分で管理できる

【ハーフ引越しのメリット】

1. 費用を大幅に節約できる
  • フルサービスに比べ、30〜50%程度安くなるケースが多い。
  • 荷物量を減らすほど費用が下がるため、柔軟に調整できる。
  • 自分でできる部分を増やすほどコスパが高い。
2. 労力と時間を分散できる
  • 重くて危険な作業は業者に任せるため、安全性が高い。
  • 梱包や整理などは自分のペースで進められる。
  • 忙しい人でも、負担を分けて効率的に作業できる。
3. 柔軟なスケジュール管理ができる
  • 業者が担当する作業範囲が限定されるため、日程調整がしやすい。
  • 自分で運ぶ荷物を複数日に分けることも可能。
  • 急な日程変更にも比較的対応しやすい。
4. 荷物管理の自由度が高い
  • 貴重品やプライベートな物を自分で運べる。
  • 「他人に触られたくない荷物」を避けられる安心感がある。

【ハーフ引越しのデメリット】

1. 作業の段取りがやや複雑
  • 業者と自分の作業をうまく分担する必要がある。
  • どこまでを自分が担当し、どこから業者が行うのかを明確にしておかないと混乱する。
2. 搬出・搬入のタイミング調整が必要
  • 業者の到着時間と自力作業の時間を合わせる必要がある。
  • 運搬車の駐車スペース確保など、現地調整が多くなる。
3. 自分で運ぶ荷物の量を見誤ると負担が増える
  • 荷物が多すぎると、自力部分に時間と体力がかかる。
  • 逆に業者に任せすぎると、費用が上がってしまう。

ハーフ引越しの費用相場

引越し規模 費用の目安 内容
単身(荷物少なめ) 約2〜5万円 家電運搬+小物自力搬出
単身(中距離) 約4〜8万円 大型家電・家具を業者輸送
家族(部分依頼) 約6〜12万円 大型家具・家電のみ業者対応
長距離引越し(混合) 約10〜15万円 輸送部分のみ業者、現地作業は自力

※時期・距離・荷物量・作業範囲によって変動します。
※繁忙期(3〜4月)は20〜30%程度高くなる場合があります。

ハーフ引越しの成功ポイント

1. 担当範囲を明確に決める

  • 「どの荷物を業者に任せるのか」「どの部分を自分でやるのか」をリスト化する。
  • 契約前に業者と作業範囲を明確にしておく。

  • 業者:冷蔵庫・洗濯機・ベッドの搬出入
  • 自分:衣類・本・雑貨・食器類の運搬

2. 業者との連携を密に取る

  • 搬入・搬出の時間を事前にしっかり共有する。
  • 駐車位置・搬出ルートを確認し、スムーズに作業できるようにする。
  • 連絡先を当日すぐに取れるようにしておく。

3. 自力分の荷物はコンパクトにまとめる

  • 小物は軽くて持ち運びやすい段ボールにまとめる。
  • 家具をバラせるものは分解しておく。
  • 車に積む順番を決めておくと、当日慌てずに済む。

4. 費用を抑える工夫をする

  • 自力部分を増やすほどコストは下がる。
  • 梱包資材をスーパーやドラッグストアで無料入手する。
  • 引越し日を平日・午後に設定することで割引が適用されることもある。

5. 破損・事故への備えを忘れない

  • 自力で運ぶ荷物も慎重に扱い、壊れやすいものは緩衝材で保護。
  • 業者に依頼する分は、保険の有無を事前に確認しておく。
  • 大型家電を自分で運ぶ場合は、無理をせず人手を確保する。

【ハーフ引越しが向いている人】

  • 荷物量が中程度(単身〜2人暮らし)
  • 一部の荷物だけ業者に頼みたい人
  • 費用を抑えながらも安全に引越ししたい人
  • 友人や家族の手伝いが得られる人
  • 準備を計画的に進められる人

【ハーフ引越しを選ぶ際の注意点】

  • 業者によって「部分依頼」に対応していない場合がある。
  • 荷物量が少なすぎると、単身パックの方が安くなるケースもある。
  • 契約前に「最低作業費」や「部分依頼の可否」を確認しておくことが大切。
  • 自力搬出分が多い場合は、作業時間に余裕をもってスケジュールを立てる。

選び方の目安

  越しには「業者に依頼する」「自力で行う」「ハーフ引越しにする」という3つの方法があります。どの方法が最適かは、費用・荷物量・距離・人手・時間・安全性といった要素によって異なります。

ここでは、それぞれの状況に応じて最適な引越し方法を選ぶための判断基準を、具体的に整理して紹介します。

1. 費用重視か、安全・手間の少なさ重視か

まず最も大きな判断基準は、「コストを優先するのか」「手間を省くのか」です。

費用を抑えたい人

  • できる限り予算を節約したい
  • 荷物が少ない・単身での引越し
  • 体力や時間に余裕がある
    自力引越しまたはハーフ引越しがおすすめ

手間を減らしたい人

  • 忙しくて準備の時間がない
  • 大型家具や家電が多い
  • 小さな子どもや高齢者がいる家庭
    業者依頼がおすすめ

2. 荷物の量とサイズで判断

荷物の多さ・大きさによって、最適な方法は大きく変わります。

荷物量・内容 おすすめの引越し方法 理由
ダンボール10箱以内(軽量荷物中心) 自力引越し 軽トラックやマイカーで十分運べる。
大型家具・家電を数点含む ハーフ引越し 重いものだけ業者に任せれば安全・効率的。
家族全員分の荷物がある 業者依頼 自力では難しく、破損・事故リスクが高い。
判断の目安
  • 家電や家具が「2人以上でないと運べない」場合 → 業者またはハーフ
  • 荷物の総量が1t(ダンボール約30箱)を超える → 業者に依頼が現実的

3. 引越し距離で判断

距離が長くなるほど、自力での引越しは難易度が上がります。輸送距離ごとの目安を見てみましょう。

距離 おすすめの方法 理由
同市内(〜20km) 自力またはハーフ 移動距離が短く、車で数往復できる。
県内(〜100km) ハーフ引越し 大型荷物のみ業者に任せると効率的。
県外・長距離(100km以上) 業者依頼 ガソリン代・時間を考えると業者の方が合理的。
 

長距離の自力引越しは、ガソリン代や高速料金がかさみ、結果的に業者より高くなることがあります。

4. 人手と体力で判断

引越しは体力勝負です。
人手が確保できるか、作業に耐えられる体力があるかが重要な判断ポイントです。

自力引越しが向く人

  • 体力があり、階段や重い荷物の運搬に自信がある
  • 家族や友人など、複数人の協力が得られる
  • 荷物が少なく、運搬車の運転に慣れている

業者依頼が向く人

  • 1人で作業するしかない
  • 高齢者や小さな子どもがいる
  • 階段物件(エレベーターなし)での引越し

ハーフ引越しが向く人

  • 家電などの重い荷物だけ他人の力を借りたい
  • 荷造りなどは自分のペースで進めたい
  • 作業負担を分けながら、コストも抑えたい

5. スケジュールの余裕で判断

スケジュールに余裕があるかどうかでも選び方は変わります。

時間に余裕がある場合

  • 数日かけて少しずつ運べる
  • 休日を利用して分割作業ができる
    自力引越し向き

時間がない場合

  • 仕事や家庭の都合で1日しか使えない
  • 転勤や入学など期日が決まっている
    業者依頼が安心

中間の場合

  • 主要な荷物だけ業者に任せ、他は後日自分で運ぶ
    ハーフ引越しが現実的

6. 安全性・リスクで判断

安全性を重視するかどうかも重要です。引越しには、家具の破損・床や壁の傷・体のケガなどのリスクが伴います。

観点 自力引越し ハーフ引越し 業者依頼
家具・家電の破損リスク 高い 中程度 低い(補償あり)
体力負担 大きい 中程度 ほとんどなし
時間効率 低い 中程度 高い
精神的ストレス やや高い 中程度 低い
 

もし安全性を最優先にするなら、業者依頼を検討するのが安心です。ただし、ハーフ引越しでも大型荷物を任せればリスクを大幅に軽減できます。

7. 住居の条件で判断

住んでいる建物の構造や立地によっても、適した方法は変わります。

自力引越しが向く条件

  • 1階またはエレベーター付き
  • 駐車スペースが近くにある
  • 狭い通路や階段が少ない

業者依頼が向く条件

  • 2階以上でエレベーターなし
  • 狭い階段や通路が多く、搬出経路が複雑
  • 大型家具の搬入・搬出が難しい

ハーフ引越しが向く条件

  • 部分的に業者のサポートが必要
  • 重い家具のみ難易度が高い場合
  • 新居が遠く、手作業と輸送を組み合わせたい場合

8. 目的別・タイプ別の選び方まとめ

タイプ 向いている引越し方法 理由
学生・新社会人 自力またはハーフ 荷物が少なく、費用を抑えたい。
共働き夫婦 ハーフまたは業者 忙しくても効率よく引越しできる。
家族世帯 業者依頼 荷物が多く、安全性・スピードが重要。
高齢者 業者依頼 体力負担を最小限にできる。
短距離(市内) 自力またはハーフ 車で数往復でき、コストも安い。
長距離(県外) 業者依頼 輸送費・安全性の面で有利。

9. 自分に合う方法を見つけるチェックリスト

質問 はい いいえ
荷物が少ない
家電や家具が少ない
車を運転できる・借りられる
友人や家族に手伝ってもらえる
体力に自信がある
費用をなるべく抑えたい
引越し準備に十分な時間がある
作業ミスや破損を避けたい
忙しくて時間が取れない

→ 「はい」が多い項目で判断:

  • 1〜5が多い:自力引越し向き
  • 6〜7が多い:ハーフ引越し向き
  • 8〜9が多い:業者依頼向き

【選択のポイントまとめ(判断のコツ)】

  • 費用・安全・時間の3要素のうち、何を優先するかを決める
  • 荷物量・距離・人手の3点を基準に考えると明確になる
  • 「完全自力」「完全業者」の中間に「ハーフ」という柔軟な選択肢がある
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